自己表現が苦手なあなた。それ、自分のことを知らないだけかも?

巷では、コミュニケーションに関する本がたくさんありますね。
雑談力、説明力、聞き方・・など、コミュニケーションスキルは今も昔もとても重要。
本や動画、中には有料のセミナーを購入して勉強している方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなコミュニケーションの中でも「自分の考え・気持ちを伝える力」に関してのお話です。

いつものごとく(笑)、かなみが悩み倒しているので少し様子を見てみましょう。

目次

オープニング(日曜日 PM20:15)

かなみ

・・・(読書に熱中

アル君

・・・圧倒的に差がつく、伝え方の極意

かなみ

わぁ!!!!
アルくん、びっくりした!

アル君

ごめんごめん。
伝え方の本、読んでるの?

かなみ

あぁ、うん。
実はこの間、仲がいい友人と会話してたんだけど何を言おうとしているか分からないって言われちゃって。
それに、自分でも結局何言いたいんだっけ・・ってなることが多くて。

アル君

そうだっけ?僕と話している時はあんまりそんな風に見えないけど

かなみ

アルくんはさ、聞き方がうまいんだよ。
仕事のことなら結構迷わず伝えることできるんだけど、自分の考えってなると急に話がまとまらないんだよね

アル君

ふーん・・(考え中

かなみ

ア、アルくん?

アル君

もしかしたらそれ、スキル本では解決しないかも

かなみ

な、なんだって!?!?

アル君

もちろん、スキル本は素晴らしいよ。
でも、かなみの話を聞いている限り、うまく話せない原因は伝えるスキル以外にあると思うんだ。
ちょっと僕の話を聞いてくれるかい?

自分の考えを伝えるのが苦手な「かなみ」
そんな苦手を克服すべく「伝えるスキル」に関する本を読んでいたのに対して、
同居アルパカのアル曰く、別の原因があるかもしれないとのこと。
どういうことなのか、とても気になりますね。

普段、自分の考えや気持ちを上手く伝えられないというあなた。
かなみと一緒に、ちょっとアルの話を聞いていきませんか?
もちろん、お気に入りのコーヒーや紅茶を片手に

自分の考えを伝えることが苦手な人は「伝えたいこと」が分かっていない

チャットなどのテキストコミュニケーションが一般的になった今でも、対面でのコミュニケーションスキルはとても大切です。
ただ、対面コミュニケーションは「やり直し」や「時間おいて少し考える」・・という作業が基本的にできません。

コミュニケーション方法は色々ありますが、
弱虫メンタルさんは特に「自分の考えを伝える」ということが不得意な傾向があります。
聴くことは得意な分、自分の意見を発信する機会が少ない人も多く、特に不得意だなと感じる人も多いはずです。

かなみ

そうそう。
急に質問されたり、自分の思いを伝える場面になっても、
良い感じの言葉が出てこなくて焦っちゃうんだよね。

アル君

あとから考えたら、ちゃんと説明できるのかな?

かなみ

うーん、そうね。出てくるときもあるけど、終わったことだからあまりちゃんと考えてないかも
あと、別に良くもないけど嫌でもない・・みたいな微妙なラインの気持ちとか伝えずらいかも。

アル君

なるほど。かなみは「伝え方」の本を読む前に、自分が「本当に伝えたいこと」を分かる必要があるかもね。

伝え方のスキル本で解決できる場合、できる場合

伝え方の本は世の中にたくさん出ております。
もちろん、全てに目を通したわけではないので断言はできませんが、
その多くがもともと自分が「伝えたいこと」が明確にある前提で書かれています。

アル君

まぁ「伝え方」という時点で、本人に「伝えるコトがある前提」なのは、当然っちゃ当然だよね

上記をを踏まえると、スキル本で解決できる場合、できない場合は下記の通りにわかれます。

解決できる   「伝えたいこと」が明確(相手が分かりやすい伝え方のスキルがないだけ)
解決できない  「伝えたいこと」が分からない、整理ができていない

かなみ

うん?ちょっと分からないな。伝えたいことはあるよ?

アル君

伝えたいことがないわけじゃないんだ。
ただ、それが何か分からなかったり、整理ができていないって意味さ。

かなみ

うーむ

アル君

まだ難しいみたいだから、
転職活動を例にしてみると分かりやすいかも

自分の考えを伝えるステップは転職活動と似ている!

自分の考えを伝えるステップは、転職活動のステップと似ています。

あなたが実際に転職をしようとしていると考えてみてください。
会社員以外の人なら、新しいプロジェクトへエントリーする時など、準備が必要なものを想像してみてください。

今回は転職を例にします。
転職するとき、何も準備をせずに、ただただ丸腰で採用に臨む人はいませんよね?
おそらく大半の人は、下記のようなステップで準備をするはずです。

一般的な転職のSTEP

STEP1「自分の進みたい道(軸)を決める」
自分がやりたいこと、成長、年収、スキルは何を持っている?今までどんな経験をした?なぜ転職したい?
スキルの棚卸、価値観の棚卸、条件の棚卸などを行います。
エージェントとの面談で、自分の方向を定めるサポート・アドバイスももらいます。

STEP2「行きたい会社にエントリー&エントリーシートの記載」
エントリーシートは何度か修正したり、
回数をこなすごとに自分の考えが深まってブラッシュアップするかもしれませんね。
(もしエントリーシートがなかったとしても、相手の会社が求めていることと自分の軸を照らし合わせを行い、伝えることの整理は行うはずです)

STEP3「面接練習」
自分の軸や考え、スキルをどうすれば相手に伝わるか、伝え方の練習をします。

STEP4「本番」&「振り返り」
練習したことを出すのみ。最初は失敗するかもしれませんので、都度振り返りも行います。

本番までに、いろいろとSTEPがありますね。
では、ここで質問です。
あなたが転職するとして、STEP3からスタートしますか?

大半の方は「No」と言うでしょう。

当然です。
STEP1やSTEP2を行わないと、自分が何を伝えたいのか分からないからです。

かなみ

あ!そういうことか!!

アル君

わかったようだね。
かなみが今スキル本を読んでいるのは、この転職でいうSTEP3からやっているようなものなんだ。

もちろん、中にはSTEP1~2を飛ばして、STEP3からスターとできる人もいます。
中には、STEP4からやってもへっちゃらな人もいるでしょう。

でも、案外自分のことを分かっているようでわかっていない人も多いもの。
特に、弱虫メンタルさんは自分のこととなると意思を隠す傾向にあるので自分の主張がわからなくなる傾向があります。

そのため、まずは自分の伝えたいことをしっかりと整理する必要があります。

伝えたいことが整理できない原因は?

かなみ

わたしの場合、ここでいうSTEP1から始めることがいいことはわかったよ。
でもさ、普段から何も考えていない訳じゃないし、なんだったら結構考えている方だと思うんだよね。
どうして、伝えたいことが整理されていないんだろう。

アル君

色々な原因があるとは思うけど、僕が思うに大きな理由が3つあるよ

自分の「気持ち」より、他人の気持ちを優先してしまう

弱虫メンタルさんは他の人の気持ちによく気づきます。

相手の気持ちに敏感なため、
自分がこういったら変な空気になるかな?とか自分よりも他人の気持ちを優先してしまいがち。
中には、自分の主張をするより、周囲の意見に同調するほうが楽。と思っている方もいるかも知らませんね。

しかしその結果「ちょっと微妙だけど、ま、いっか」と思ってしまう。

その「ま、いっか」が自分の気持ちをどんどんあいまいにさせてしまい、
ふいに「あなたはどうしたいの?」と聞かれても「分からない」「うまく言えない」となってしまうのです。

かなみ

た、たしかに。
「ちょっと微妙だなぁ」って思うコトを頼まれても、
「イヤじゃないし、いっか・・」ってなってたかも・・

アル君

そうそう。
そういう曖昧なことが重なっていくと、自分は本当はどうしたい?が霞んでいってしまうんだ。

感情がごちゃごちゃして整理できていない

主張をあまりせず、周囲の意見に同調してしまう弱虫メンタルさんですが、実はたくさんの感情が溢れていることもあります。
もちろん、限界までその感情は話しません・・。
マイナス感情は特に。

しかし、感情の抑制はずっと続くことはできません。

どうしても自分の意見を言わなきゃいけなくなったり、
感情がとめどなく溢れてしまった時は、止まらなくなってしまいます。

ワっと自分の気持ちを話してしまいますが、話はまとまらず、支離滅裂になってしまいます。

そして、その支離滅裂さは、自分でも自覚があります。
あとで、またやってしまった・・と罪悪感や、うまく説明できない経験だけが残ります。

かなみ

そ、そのまんま過ぎて何も言えぬ!

アル君

まぁ、かなみの気持ちも分かるよ。
いつも出していない感情が出てしまうから無理はないよ。

伝えたいことが、実は沢山ある

普段、聴くほうが多い弱虫メンタルさん。
感情と同じように、実は自分なりのアイデアや考えもきちんと持っています。
「こういう考え方ができるな」「あっちの視点も入れてもいいかもな」と。
しかし、やはり他人優先。

たくさん意見があるけど、普段はあまりそれを表に出しません。
ただ、いざ自分の考えをお披露目する機会が出たときに、
「あれも言いたい、これも言いたい」「ここまで説明しないと伝わらないかも?」と、伝えたいことがたくさん溢れます。

その結果、どれが一番伝えたいことか?相手はわかららず、自分も何を話しているんだっけ?となってしまいます。

かなみ

そうなんだよね。
情報量が多いと、よく言われます。

アル君

その考えに至った理由も全部話しちゃうんだね。

かなみ

そうそう!情報足りなかったらどうしよってなるの。
そして、補足を話しているうちに、何を話しているかわからなくなる・・

アル君

あるあるだね。

まずは、自分の気持ちと向き合ってみよう!

気持ちをあまり言わない人、言えない人(伝えることが上手じゃないから言いにくい人、押し殺してしまうなど)は、まず自分の本当の気持ちと向き合ってみることが大切です。
自分の感じることに目を向けると、
意外にも自分が主張したいこともするっと出てくるものです。

かなみ

言いたいことは「なんとなく」あるんだけど、どうして伝えるコトができないのかなってずっと思っていた。
でも、「なんとなく」っていう、曖昧があまり良くなかったんだね。

アル君

「なんとなく」って、結局は自分の気持ちをしっかりみていないんだ。
だからまずは「なんとなく好き、なんとなく嫌い」みたいに、「なんとなく」の後に自分の気持ちを付け足すことが大切さ。

自分の伝えたいことがスルっ言えるようになる方法

うまく気持ちを伝えられない原因がわかってきたところで、次は自分の考えをスルッと伝える方法をみていきましょう。
実は、2点だけ準備が必要です。

それは・・・
1.「自分の伝えたいこと」に気づく
2.「自分の伝えたいこと」を表現する


まずは、自分の伝えたいことに気づくことが大切です。
伝えたいことって、意外と無意識に出ているので、それを逃さずキャッチすることが大事。
そして、見つけた後はその考え・気持ちをどう表現するのか?(ここは転職でいうSTEP2です)も重要。
ここでは「見つけ方のタイミング」「表現方法のおすすめ練習法」についてお伝えします!

伝えたいことが見つかる、3つのタイミング

かなみ

とはいっても・・・
伝えたい事なんてたくさんあるし、どうやって見つければいいのかな?

こっそりアル君

伝えたいことを見つけるには、感情に注目するのが一番だよ。
ただ、タイミングが重要かな。

かなみ

む、難しそう!?

アル君

だいじょうぶ。めっちゃ簡単だから。

「伝えたいことを見つける・・」というと、「何をどうすれば?」と考えてしまうかもしれませんが、
一番は自分の感じていることをしっかり受け止めることです。

本当はどう考えていて、何を感じているのか?
これをキャッチするだけでも、本当に伝えたい「ヒント」をたくさん掴むことができますよ。
特に、最初の方は難しいと思いますので今からお伝えする3つのタイミングを意識してみてください。

1.考え・気持ちをうまく伝えられなかったとき

まず、最初に。
これは当然ではあるのですが、うまく伝えられなかったときが大切です。

きっと、なにか想いがあって「伝えよう」としたはず。
その場でうまくいかなかったのなら、あとで時間をとって考えても誰も文句は言いません。

「やっぱり上手に伝えられなかった」「自分が我慢すればいい」と思わず、本当は何を伝えたかったのか?をしっかり考る機会をつくりましょう。

2.感情の動きに変化が出たとき

本当に伝えたいことを知るには、
まず、わたしは「何が心地よく(快)」て、「何が嫌なことか(不快)」か?を見つけることが一番です。
そして、それがわかるのは「感情」が動いたとき。

とても楽しかった
嬉しすぎて涙が出た
嫌だった
めんどくさいと思った
悲しかった

さまざまな感情をしっかりとキャッチすることが大切。
特に、マイナス感情が出た時がポイントです。

弱虫メンタルさんは、プラスの感情は自己表現をしやすいのですが、マイナス感情となると急に表現が下手になったり、遠慮したりします。
(相手に遠慮したり、どう思われるか?が怖くて、自分の意思を抑制してしまうため)

その場では感情を押し殺してしまったとしても、後で自分が落ち着けるタイミングで、
「なぜいやだったのか?」「どういう風にされたから悲しかったのか?」「本当はどういう風にしてほしかったのか?」をしっかりと考えてみましょう。

きっと、それがあなたの「本当に伝えたいこと」に直結します。

3.モノゴトを選択するとき、自分の感情をみる

3つ目は、何かを選択するときに自分の感情や意見を考えてみるコトです。

例えばですが、なんとなく選んだお菓子。
本当になんとなくですか?

新しい商品にワクワクしたから選んだ
パッケージが微妙だから選ばなかった
店員さんの接客が良かったから選んだ

きっと、選択には無意識でも自分の意志が乗っているはず。
その無意識を「あえて」考えてみるのです。

すると、わたしって「こういう商品や色使いが好きなんだな」とか、
「商品も大事だけどスタッフさんやお店の雰囲気も大事にしているんだな」とか。
本当に自分の大事にしていることのヒントが積み重なって、自分の心地よい選択肢が分かるようになっていきます。

その小さな選択の積み重ねは、誰かに自分の考えを表現するときの材料となるのです。

かなみ

なるほど。
たしかにうまく言えなかったことを改めて思い返すことってやっていなかったな。
人前じゃなくても、普段の自分の感情を説明なんて今の私じゃうまく言えない。
自分でもうまく言えないのに、他の人に伝えるなんて難しいの極みだね。

アル君

そうだね。
だからまずは自分がどう思っているのか?を見つけて、ちょっとずる考えてみるコトが大事だよ。

かなみ

でもさ、頭の中で考えても、ちゃんと言葉にできない時とか忘れちゃったりすることが多いような・・・

アル君

だからこそ、僕は文字に書くことをおすすめするよ

伝えたいことを表現するためには「書く」が一番!(曖昧な気持ちもスルりと出てくる)

スルッと表現するために訓練することはいたってシンプル。
それは、自分の伝えたいこと、考え、感情などをノートに書き出すことです。

これは、ぜひだまされたと思ってやってみてください。

というのも、頭の中だとぼんやりした言葉になりがち。
言葉が出てこなくて「どう表現したらいいのかな?」という状況なった場合、
頭の中だとなんとなくの表現で終了→また説明できない・・という流れになってしまいます。

しかし!
ノートに書くという行為に変えるだけで、説明できないものを放っておけなくなります。

説明できないと人間は気になってきますので、自分の感情や考えにしっくりくる表現を探しにいきます。(ググったり、人に聞いたり、本で表現を見つけたり)
そうすると、自然と語彙力が上がり、表現力も身についてくる。

これが、とても大切。
表現力は、何かを伝える時に欠かせない力ですね。
自分の考えをノートや紙に書くだけで、自分の気持ちを整理して表現力まで身についてきます。
また、書くことで自分の中に一度落とし込んでいるので、「伝えたいこと」を自分に染み込ませることができます。
結果、「伝えたいこと」がブレないため、多少会話がうまくなったとしても相手に伝わります。

ぜひ、自分の考えや気持ちをノートに書いてみてくださいね。

「マイナス感情こそノートに書く」がいい理由

毎日の感情で、プラスの感情もあればマイナスの感情もでてきます。
マイナスの感情はできるだけ避けたい!という人もいるかも知れませんが、少し待ってください。

実は、マイナスの感情こそ、書くことをおすすめします。
もちろんプラス感情も書くと良いのですが、マイナスの感情が出る時って冷静じゃないので、言葉で表現しづらい原因がたくさんあるのです。

呪いのノートになっても構いません。
「嫌だった」「イライラした」からはじまり、
「じゃあ、なんで嫌だったのかな?」「どうすればイライラしなかったのかな?」
とマイナス感情が出た原因やどうすればよかったか?も書き出してみましょう。

ちなみに、
人間の怒りのピークは6秒なので、怒りが爆発した時は6秒間だけノートに呪いを書き続けると意外と効果ありです。
そしてその後、冷静になった自分が「なんでこんな怒ってたんだっけ?あ、これが原因か・・」と分析してくれるので、まずは書いてみることから始めましょう!

かなみ

そっか〜。マイナスの感情ってとても心が辛くなるからできるだけ考えないようにしていたんだけど、それもしっかり受け止めるのがいいんだね。

アル君

うん。マイナス感情もとても大切なかなみの一部さ。
しっかり受け止めて、なんでマイナス感情になるのか?の原因を書くことが大事だね

かなみ

マイナス感情に向き合って、その原因を書くことで、
次に同じような感情になったときに、他の人にも伝えることができる

アル君

そうそう。
そこまでわかった上で、「伝え方のスキル」を学ぶととても上手く自分の気持ちを表現できる

エンディング(考えをうまく伝えられない原因は、自分のことを知らないだけ)

考えを上手く伝えられない原因は、
スキルではなく、自分のことを意外と理解できていないから・・・というものでした。

また、それにはいくつかポイントがあったのでおさらいしましょう!

伝えたいことがわからないとスキル本でも解決できない
自分の考えを伝えることは、転職活動に似ている
自分の伝えたいことを見つけるには「感情」に注目する
ノートに書くと表現力が鍛えられ、「どう言えばいいのかな?」が少なくなる

伝えるのが苦手なのは、
スキルというより「何を伝えたいのか?」が考えられていない・・というのはびっくりでしたね。

わたしも、コミュニケーションのスキル本を読み漁っていた時期がありました。
少しでも会話が上手になって、伝えたいことが明確に伝えられる人間になればいいな・・・という一心でした。

しかし結果はというと、
仕事に関しての伝え方、説明などは改善されたのですが、
自分の考え、気持ちを伝えるという部分は、一向に改善されず。

すごく悩み、当時のパートナーや家族に迷惑をかけることもありました。

でも、それもそのはず。
大前提の自分の考えがあやふやで、自分は本当は何を伝えたいのか?から逃げていた(気づいていなかった、向き合えていなかった)のですから。
自分の考え・価値観や気持ちを聞かれたときに答えがつまってしまうのも当然です。

自分の感情に気づき、もやもやしたらノートに書く!という方法をとってからは、自分の考えもある程度分かってきて、それについての思いも言葉にできます。
そして、それができるようになったからこそ、今では読んだ本たちが活きてきたと感じています。

自分の考えや感情を言葉にできない。
自分は伝えることが苦手だ、諦めている。
と考えている方。
ぜひ、まずはじぶんの気持ちと向き合って、自分はどうしたいのかな?と考えてみてください。
少しづつで構いません。
まずは始めてみましょう

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