人付き合いはとても気を遣うから疲れてしまう。
だから、プライベートではあまり人と関わりたくない。
その気持ち、とってもよくわかります。
最近はさまざまな価値観が受け入れられるようになりましたが、それでもまったく気遣いをしていない!という人は少ないでしょう。
しかし、意外と自分のやりたいようにやっていてストレスフリーなのに、人からも好かれているという方も多いのも事実。
どうしてでしょうか?
今回は、わがままなのに愛される!そんな私になるための、3つの公式をお伝えします!
オープニング 気疲れが蓄積される 水曜日 PM22:30
たっだいま〜
おかえり。なんかぐったりしてるね。
今日、友達に誘われたイベントのご飯会があってね。
迷ったんだけど断れなくて、案の定ちょっと気疲れしちゃった。
人間は大変だね。
まぁ、変に波風立てるの嫌だし、ある程度合わせておけばなんとかなるし。
僕は人間じゃないけどさ、アルパカの世界だってある程度の付き合いがあるんだよ。
ほう、アルパカもなかなか大変ですなぁ〜。
まぁね。でも僕は自分が疲れることをあまり好まないからさ。
自分の意思はきちんと示しているよ。
自己主張すると、波風立てそうで怖くない?
うん。でもさ、自分が思っていることをちゃんと表現する方が気持ちも楽だし、
実は、お互いに認め会える大好きな人が見つかりやすいとしたらどうだい?
え。そんな馬鹿な!!
自分の気分が心地よいことを大切にする。
そんな「わがままさん」のほうが実は愛されるんだよ。
うーん、今まで人に合わせることで人間関係のあれこれを回避してきた族だからいまいち信じられないなぁ・・。
まったく、人間は仕方ない生き物だなぁ。
じゃあ、僕なりに編み出した「愛されるわがまま」になれる公式の話をしよう。
自分の意思を表現しながらも、ちゃんと周囲にも愛される!
そんな魔法のような公式があるなんて、とても気になりますよね?
ちょっと人付き合いに疲れているあなた。
ゆったりワインでも飲みながら読んでみてくださいね
愛され大人わがままになる大前提
公式をお伝えする前に、大前提のお話をします。
これを知っておかないと、公式を覚えても効果は半減。
どれだけ半減するかというと、カレーライスにルーが入っていないくらい半減します(もはや、カレーじゃない)
全員から愛されることは不可能!「1:2:7」の法則
大前提のお話として、全員から愛されることはないということです。
嫌われなくないという一心で発言の内容を考えることもありますよね。
しかし、どうしたって否定的な考えを持つ人、相容れない人がいるのも事実。
え、全員に好かれるのって無理なの?どんなに頑張っても?
うん、ほぼ無理だね。
ユダヤ人の教えで「1:2:7の法則」があるくらいだし。
「1:2:7の法則」というのは、次のような考え方です。
自分が属するコミュニティに10人の人間がいるとして、
1人はどんなことがあってもあなたを否定したり、嫌ったりする。
2人はお互いのことを理解でき、受け入れて親友になれる。
残りの7人はそのどちらでもない。
つまり、どれだけ頑張っても全員に好かれることはできません。
だったら、
自分を大好きでいてくれる2人と、相性が合うかもしれない7人に対して誠実に対応した方が良いでしょう。
僕の体験上も、結構これは当てはまっている気がする。
だから、これから伝える公式もこの前提の上で聞いていみてね!
がってんしょうち!
ちなみに、上記の内容は、名著「嫌われる勇気」でも出てくるよ。
アドラー心理学は人間関係の悩みを面白い視点から解決してくれるから、気になる人は読んでみてほしいな。
愛されるわがままになる公式
前置きはこの辺にして、さっそく公式をお伝えします!
愛されるわがままになるには3つの公式があります。
【公式1】自分がしたいこと > 周囲がしたいこと
「本当は●●がいいけど、みんなは△△だし、そっちにしよう・・」
まずこの考えから離脱して、自分のやりたい>周囲のやりたい の公式をインストールしましょう!
弱虫メンタルさんは基本「遠慮しがちの、心が優しい」人が多いため、自分より他の人を優先する場面が多いです。
しかし、このままではあなたらしさを表現することはより難しくなるでしょう。
でも、できるなら嫌われたくない・・
そうだね。人にどう思われるか?を考えると、自分の意見を主張するのはとても勇気がいることさ。
でも、さっきのユダヤ人の法則を思い出してみてよ。
さきほどのユダヤ人の法則にのっとるのなら、あなたの考えを受け入れてくれる人は2人は必ずいます。
しかし、自分の考えを抑え込んでいるままでは、誰にも気づかれずその2人を逃してしまうことも大いにあり。
嫌われたくないという想いから、
あなたを嫌う一人のために、あなたのことを大切にしてくれるかもしれない人たちを逃しては本末転倒ですよね。
それに、残りの7人に関しても、意外にもあなたの意思表示はすんなり受け入れられる可能性が大いにあります。
例えば、
一緒に誰かとご飯を食べに行くとき「貝類が苦手」と言われたら、別に相手が誰であっても貝類メインのレストランは避けますよね?
それと同じ。
勇気を出して、自分の考えを優先してみる。
きっと、あなたの今後の人生が少しずつ変わっていくでしょう。
【公式2】相手に気を遣う ≠ 相手が嬉しい!
2つ目の公式は、
自分が行なった相手への気遣いは相手にとって全て良いこと、相手がその気遣いに気付いてくれる・・という思い込みに注意することです。
えーー!
「気遣いってこういうことかな?」とか
「こうされたらイヤかな?気分を悪くするかな?」とか結構気にしてた!
その気持はとても素敵さ。
ただ、相手のことを考えつくした行動でも、意外と伝わっていないこともあるんだ。
う、うそやん。
むしろ、その気遣いが当たり前だと思われいつも求められてしまったり、逆に迷惑だと離れられてしまったりすることも。
た、たしかに。心当たりがないこともない。
例えば、「断ったら悪いかな?」と思って参加したイベント。
実は相手としては断られても、「そっか、じゃあまた誘うね」くらいだったりする時も。
むしろ、無理して参加した自分だけ疲れ切った状態で終了することもありますよね。
(もし、その無理した感じが相手に伝わったら、それこそ気まずい)
つまり、人が何を望んでいるかなんてわからないから、
「自分が心から、本当にやりたいと思っている! 」
「相手が喜んでくれたら嬉しい!でも、気づいてくれなくても相手のためになるしいいや~! 」
くらいの気持ちになって、初めてやればいいのです。
自分やりたいなって思うときにやる。そっか、ちょっと気持ちが楽になったかも。
弱虫メンタルさんは基本的によく気づく方だから、
それくらいのスタンスでやるのがちょうどいいよ。
そして、逆もしかりです。
相手の好意を断る勇気ももつ
「たぶん、私のこと思ってやってくれているよね?」という気遣いを感じた時。
それが本当に嬉しいことならいいのですが、
それはあまり嬉しくないな・・と思うことも、たまにはあります。
そんな時は、余計なお世話!と直接言うのは角が立ちますので(というか、言えない・・)、
・わたしは苦手なので遠慮しますね。
・参考にしますね。
という感じで、きちんと断りましょう。
いらぬ気遣いを気づかないフリをして受け取ることも、結構気疲れの原因になりますのでちょっとずつ断る練習をすることが大切です。
【公式3】私の意思表示 = 相手に余計な気遣いをさせない
実は、自分の意思を伝えることで、相手に気遣いをさせないというメリットもあります。
相手のことを優先した気遣いをしてきたからこそ、意思表示してくれる人はありがたい!と感じるのではないでしょうか。
実は最近仲良い友達とイベントに行ってさ。
どこ回る?みたいな話になったときに、「美容関連は興味あるけど、食関連は興味ないかな」ってちゃんと言ってくれたから、
私が食関連行くときは、お互いに別行動しよ〜みたいな感じで気兼ねなく過ごせてよかったかも。
そうそう。
やりたいことを伝えることで、お互いの時間を尊重して過ごすことができるんだよ。
「相手は何をしたいのか?」に重きを置いてきたからからこそ、
「これがいい、あれがいい」と意思表示してくれることは結構ありがたかったりします。
なぜなら「イヤなことは言ってくれる、自分がやりたいことを言ってくれる!」と分かると、変に相手の好みや地雷をさぐる必要もありません。
人付き合いにエネルギーを使う時って、
地雷を踏んで相手を傷つけてしまったらどうしようという思いや、相手に喜んでほしい!!という思いが強すぎることで、めちゃくちゃ神経をとがらせて接している場合が多いもの。
だから、すっごく大変で、疲弊してしまうのです。
つまり、「意思表示をしない」「相手に合わせる」ということは、神経を使うゲームを相手に強いている可能性もあるんだ。
そっか。
だったら私から「これやりたいな!こっちの方が好きだな!」っていう気持ちを伝えることってすごく大切だね!
うん。そうなると、相手からも「わたしはこれの方が好き」って伝えてくれたりするよ。
意見が同じでも異なっても、受け入れ合う。
考え方は人それぞれだから。
価値観が合わないなら、そこで終わりでもよい
そして、
それでもやっぱり「受け入れてもらえなさそう」「自分もその価値観はやっぱり受け入れられないな?」と思うなら、きっぱり離れること。
お互いに気遣い合うだけの消耗する関係になるから。
それで、終わり。
気を遣うことは、別に悪いことではありません。
なぜなら、相手のことを配慮して、相手が喜んでくれることを想っての行為だから。
しかし、その気遣いは「自分が本当にやりたいことだから満たされている」という要素が入っていることも大切です。
やりたくない気遣いは、お互い消耗の元。
それなら自分の意思表示して、相手の消耗も減らしてあげる方が、よっぽどお互いのためになるのです。
エンディング(愛される「わがまま」公式のまとめ)
今回は、愛される「わがまま」公式ついてお話しました。
また、それにはいくつかポイントがあったのでおさらいしましょう!
人間関係って、すごく複雑です。
思い通りにいかないことももちろんあり、私自身も未だに悩むこともあります。
しかし、自分の意思を伝えようと努力したり、まずは自分のやりたいことを大切にしてみよう!と私自身に重きを置くようにしていくうちに、
わたしのことを好きだと言ってくれる人が増え、その気持ちをありがたく受け止められるようになりました。
「そんな私なんて・・」という気持ちより、「ありがとう!」の気持ちが全面に出るように!
また、自分受け入れてくれる人がいることで、自分に自信がつきました。
その結果、私と相容れない人があらわれても「いろんな人がいるからなぁ」と受け入れられて、いい感じでスルーしたり、学びにしたりできるようにも。
(前までは、その一人にずっと意識が向いていたので、とても大変でした・・笑)
全て一気にやろうと思わなくても問題ありません。
まずは、一つずつ、あなたができる公式からやってみましょう。
大丈夫。
弱虫メンタル代表の私でもできたのですから!
あなたのままを受け入れてくれる人は、きっとたくさんいる!